この記事は著者ブログ「アヲイ報」3/4の記事を一部転載したものです。
三月二日、わが地元鹿児島・南日本新聞社内の「みなみホール」にて、2018年南日本文学賞の公開選考会が行われるというので、行ってみた。
南日本文学賞というのは、鹿児島の地方紙「南日本新聞」が1973年から開催しているわりかし歴史のある文学賞である。応募条件は「鹿児島宮崎在住か、県外の人は鹿児島をテーマにした内容にすること」。応募数こそあまり多くないが、選考を公開でやったり、大賞になったら作品全文が県下30万部の新聞紙面に刷られたりと、なかなか豪気な賞である。小さい頃から「あー、やってるな」と横目で見て知っていた。
雨の中、家から新聞社のビルまで、歩くこと40分。前夜の酒が微妙に残っている。はだざむい昼下がり。なんでものぐさな私が、わざわざそんな思いをしてまで出向こうとしているのか。
それは、かくいう私が最終候補に選ばれていたからである。
ほんとだってば、証拠を見せよう。
ほらね。
本来、こういう記事は、審査員とか他の候補のプライバシイを考えて、掲載を配慮すべきなのでしょうけど、なにしろ南日本文学賞は紙面に大ぴらに載せた上、選考会を公開形式にするくらいなのだから、私もその趣旨に則り、全部公開で書いてしまおう。
あと、この賞の候補になるにあたり、「過去はどんなん?」と検索かけても、大した記事がヒットしなかった。どうりで応募が少ない つまり周知されない。私がこうして書き綴ることで、今後の拡大につながればいいと思う。
公開選考会の話をする前に、それに至るまでどんなことがあったか、時系列に沿って書いてみよう。おりおり抱いた想いとかを添えて。
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※ 小林アヲイブログ「アヲイ報」にリンクしています。
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